「A4カラーの広告お願いして、お幾らですか？」といったお見積もり依頼を受けることがあります。お仕事上、見積もりが必要なことは理解できるのですが、どんな内容か、何が必要か、どんな規模なのか、何も分からないでお見積もりは、残念ながらお答え出来ません。と言うより、出しようがありません。たとえば家を建てるとき、土地だけ見せて、幾らで家が建ちますかと聞く方はいないと思うのです。何部屋、何階建て、建築に使うもののクオリティーで、当然金額は変わってきます。

デザイン料は何を基準としているかは各デザイン会社によってさまざまですが、多くの場合は、そのプロジェクトにかかるであろう時間を元に、計算することが多いです。複雑なデザインであればそれだけ時間や手間が掛かります。デザインするだけでなくマーケティングにも時間が必要です。

実際は、デザイン料以外に撮影やコピー、イラストが必要な場合は、その分の金額が別途かかってきます。ただし代理店等が間に入るより、手数料がかからない分、デザイナーに直接依頼された方がかなり金額も安くなりますし、なによりダイレクトに打ち合わせが出来る分、意思の疎通がしやすく、制作がスムーズに運びます。

ただそうは言いましても、この厳しい経済状況で、デザインにかけられる予算も、厳しいものがあることでしょう。ですから、ぜひご相談ください。決まった予算のなかで、よりよいデザインアプローチをご提案させていただきます。また、格安の印刷に関しましてもご相談承っております。　

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